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令和5年度、全国総合健保組合が過去最大の経常赤字、23組合が保険料率を引き上げ
3月29日、全国総合健康保険組合協議会の定例総会が開かれ、令和5年度の全国総合健保組合の予算概要が発表されました。しかし、その内容は赤字額2200億5927万2千円という、過去最高の数字となりました。
この赤字額の背景には、2022年から団塊の世代が75歳を迎え始めたことによる後期高齢者支援金の大幅な増加が挙げられ、このことが、予算拡大の主な要因となりました。
赤字組合は全体の9割を占める中、23組合が保険料率を引き上げ、平均保険料率は9.82%に上昇しました。協会けんぽの平均保険料率(10%)以上を設定する組合は100組合に及び、全体の4割を占めています。
将来も高齢者医療への拠出が増加する見込みであり、財政悪化や現役世代の負担軽減が大きな課題となっています。
このニュースに関する詳細はこちら「けんぽれん|健保ニュース2023年4月中旬号」(https://www.kenporen.com/book/kenpo_news/detail/2304/230402_07.shtml)