社会保険・労務相談・助成金・補助金など人事労務でお困りなら
「SATO社会保険労務士法人」にご相談ください
働くパパママ育業応援奨励金とは?2024年度(令和6年)も継続予定
東京都は、令和6年度も「働くパパママ育業応援奨励金」制度を継続する予定であることを公表しました。
働くパパママ育業応援奨励金とは?
働くパパママ育業応援奨励金とは、東京都が(公財)東京しごと財団と連携し、育児中の従業員の就業継続や男性従業員の育業を応援する企業に支給する奨励金のことをいいます。
「育業」は、あまり聞きなれない言葉ですが、育休を取得しやすい社会の雰囲気づくりのため、東京都が決定した育休の愛称のことです。
令和5年度の実施内容
令和5年度に実施された働くパパママ育業応援奨励金では、支給対象によって、「働くパパコース」「働くママコース」「パパと協力!ママコース」「もっとパパコース」の大きく4つのコースがありました。
「働くパパコース」では、男性従業員に合計15日以上の育業をさせ、職場環境整備を行った企業に奨励金として最大で300万円が支給されました。「働くママコース」では、女性従業員に合計1年以上の育業をさせ、育児中の雇用を継続する環境整備を行った企業に対して、125万円が支給されました。
また、「パパと協力!ママコース」では、夫婦が交替して育業できるよう、女性従業員に合計6か月以上1年未満の育業をさせ、原職等に職場復帰をさせるとともに、夫婦双方の育業計画書を作成した企業に100万円の奨励金を支給しました。
さらに、複数の男性従業員に育業をさせるとともに、育業しやすい職場環境を複数整備した企業に対し、最大で170万円を支給する「もっとパパコース」も令和5年からスタートしています。
参考:東京都HP(https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/josei/katsuyaku/papamama/index.html)
令和6年度も継続予定
東京都は、育業のさらなる普及のため、令和6年度も「働くパパママ育業応援奨励金」を継続します。
ただし、令和6年度の詳しい支給要件や支給金額などは、まだ明らかにされておらず、令和6年4月1日以降に、東京都のHPで公開予定としています。
また、過去に働くパパママ育業応援奨励金を受給した企業は、同一のコースを再び申請することはできないので注意しましょう。別の法人格であったとしても、それぞれの代表者が同一の場合、同一企業とみなされます。
もしご興味のある事業者の方は、ご検討してはいかがでしょうか。
助成金・補助金のご相談なら
SATO社会保険労務士法人では、事業者様に対する助成金・補助金に特化した部署「SATO助成金・補助金センター」を設置しております。
約3,000を超える助成金・補助金の中から、事業者様のニーズにぴったりの制度をご提案するだけでなく、事前のご相談や申請の代行、受給後のアドバイスなど幅広くサポートを提供しております。
事前の無料相談も実施中です。もし、助成金や補助金にご興味・ご関心がある場合は、ぜひお気軽にお問合せ下さい。