ニュース&法改正情報– category –
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高齢者の労災事故防止対策、企業の努力義務化へ
11月6日、第170回労働政策審議会安全衛生分科会の資料が厚生労働省のHPで公表されました。 同資料では、メンタルヘルス対策や一般健康診断の検査項目などとならんで、高齢者の労災事故防止対策の議論がとりまとめられています。本記事では、高齢労働者を取... -
日本政策金融公庫の新規開業資金とは?対象者や融資限度額など
新たにビジネスを立ち上げることは、多くの方にとって大きな夢であり、挑戦でもあります。事業をゼロから構築するには、資金の確保が不可欠ですが、資金調達の壁に悩む方も少なくありません。 日本政策金融公庫が2024年10月30日に発表したデータによると、... -
スタートアップ企業における労働基準法の適用に関する新しい解釈について
2024年6月に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024改訂版」を受けて、厚生労働省からスタートアップ企業における労働基準法の適用に関する通達が発出されました。本記事では、この通達について、重要なポイントをご説明いたし... -
令和6年の賃金引上げ実施企業が過去最高水準に
10月28日、厚生労働省が令和6年「賃金引上げ等の実態に関する調査」の結果を公表しました。本調査は、全国の常用労働者100人以上を雇用する民営企業3,622社を対象に実施され、1,783社から有効回答を得たものです。 (参考 厚生労働省HP「賃金引上げ等の実... -
厚労省、カスタマーハラスメント対策を事業主の措置義務とする議論
10月8日、厚生労働省の労働政策審議会雇用環境・均等分科会において、カスタマーハラスメント対策を事業主の措置義務とする重要な議論が行われました。この議論は、企業の経営者や人事担当者の皆様にとって、今後の職場環境整備や従業員保護に大きな影響を... -
日本とポーランド間の社会保障協定が実質合意へ
2024年9月、日本とポーランドの両政府は社会保障協定の締結に向けて実質的な合意に達しました。この重要な進展は、両国間のビジネス関係や人的交流に大きな影響を与える可能性があります。本記事では、この社会保障協定について解説します。 【日・ポーラ... -
厚生労働省、一般健康診断への歯科項目追加に向けた検討
近年、従業員の健康管理において、歯科口腔保健の重要性が注目されており、厚生労働省では、労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目に歯科を盛り込むことを検討しています。 今後の法改正等について、企業の人事担当者や経営者にも影響があるかもし... -
厚生労働省が転職祝い金禁止の規制強化へ
17日、厚生労働省が転職市場、特に転職祝い金に関する規制を大幅に強化する方針を打ち出しました。これは、慢性的な人手不足や頻繁な転職による弊害に対処するためのものです。 本記事では、転職祝い金禁止を中心とした新たな規制の詳細と、企業の経営者や... -
年次有給休暇に対する時季変更権の行使が違法ではないとされた事例
年次有給休暇(以下、年休)は従業員の大切な権利であり、企業にはその取得率の向上が求められています。一方で、事業の正常な運営を妨げる場合、企業には時季変更権が認められています。しかし、この時季変更権の行使が適切かどうかは、しばしば議論の的... -
2025年4月、労働安全衛生規則等が改正|安全措置の対象拡大
2025年4月1日より、労働安全衛生規則等の一部を改正する省令が施行されます。この改正は、作業現場における安全措置の対象範囲を大幅に拡大するもので、企業の経営者や安全管理担当者にとって、影響が生じる可能性があります。本記事では、改正の背景や具...